機能的で美しいインプラント治療
インプラント治療とは、失われた歯の部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上からセラミック製の人工歯を取り付けることで失った歯の機能と審美性を回復する治療法です。チタンには骨と結合しやすい性質があるため人工歯根をしっかりと固定でき、天然歯に近い自然な咬み心地が実現できます。また、見た目も美しいため、機能性と審美性を兼ね備えた補綴治療として注目されています。
安心なインプラント治療のために
インプラント治療には手術がともなうため、不安を感じる患者様もいらっしゃいます。佐々木歯科クリニックでは安全なインプラント治療を安心して受けていただけるよう、デジタルレントゲン撮影のほか、必要に応じて外部施設でのCT撮影を行っています。
患者様一人ひとりに合った無理のない治療計画を
患者様のご要望と口腔内環境に合ったインプラント治療をご提供するため、当院ではさまざまな術式に対応しています。また、適切な治療計画に沿って進めていきますのでご安心ください。
すべての歯を失った方に～インプラントオーバーデンチャー～
2～4本の人工歯根を顎の骨に埋入し、それを支えにして現在使用されている入れ歯をしっかりと固定させる治療法です。骨量が不足していて通常のインプラント治療ができない（※）方や、今までの総入れ歯が不安定でしっかり咬めないという方におすすめです。
※インプラントを固定できるほどの顎の骨の量がないと、インプラント治療はできません。
すぐ咬めるようになりたい方に～即時埋入インプラント～
数ヶ月の治療期間を必要とする従来のインプラント治療とは異なり、即時埋入インプラントでは抜歯後すぐに人工歯根を埋入することが可能です。外科処置が一度で済むので治療期間が短縮され、すぐに咬めるようになるのがメリットです。
負担の少ない手術を～フラップレスインプラント～
歯ぐきに必要最小限である3mm程度の穴を開けて行う、患者様の体への負担が少ない治療法です。歯ぐきを切開しないため、レントゲンやCTで骨の状態をしっかり確認した上で治療を行うなど、精度の高さが求められますが、手術時間が短く、術後の腫れや痛みも少ないのが特徴です。
顎の骨が少ないためにインプラントができないといわれた方に～GBR法～
骨が不足している部分に人工膜を入れて骨を再生させるための空間を作り、そこに骨補てん材を詰めて骨の再生を促すのがGBR法です。症例によって、インプラント埋入手術の前に行う場合と、インプラント埋入と同時に行う場合があります。
【インプラントでも歯周病になります】
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病に似たような症状に陥ることがあります。これを「インプラント周囲炎」といいます。インプラント周囲炎になると、人工歯根を支える歯周組織に炎症が起き、顎の骨が徐々に溶け、放っておくと最終的には人工歯根が抜け落ちる、すなわち人工歯も抜けてしまいます。そのため、インプラントを長く快適に使うためには、毎日の丁寧なブラッシングと歯科医院での定期クリーニングが欠かせません。
